ブラックリストに載ってしまう条件やその確認の方法とは

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ブラックリストに載ってしまう際には、何かしらの条件があります。また、自分がブラックリストに載っているのかどうかを確認することは、現在では可能となっているため、その方法についても知ることが望ましいでしょう。ブラックリストの条件や確認のしかたについて、見ていきたいと思います。

債務整理を実施した場合

法的な処理によって借金の一部の免除や減額、もしくは全額をなかったことにした人は、ブラックリストに載る条件に該当します。自己破産や任意整理といった手続きに加えて、民事再生の手続きを行った人、個人再生の選択肢を選んだ人もブラックリストの条件となっています。

借金の返済が進められず、法的な手続きに入った段階でリストに掲載されるため、この条件は一番知られていると言えるでしょう。

3か月の返済遅滞、繰り返しの遅滞

クレジットカードなどを利用している人は、3か月以上の返済遅滞が発生した段階で、ブラックリストに掲載されます。また、1~2か月以内の返済の遅れがあった場合は、1度でリストに載る可能性は少ないとされていますが、概ね複数回にわたり遅延があった場合はリストに載る条件に合致してしまいます。

何度も返済や引き落としの期限を破る行為は、カード会社にとっては信用を大きく落とすものとして捉えられるため、クレジットカード決済を日常的に使う人は、リストに載らないよう計画的に利用することが重要です。

スマートフォン分割払いの遅滞

スマホを購入する際には、機種代を分割で支払う契約をする人が多いとされています。この機種代の分割払いが進められず、未払い状態である人も、ブラックリストに載せられます。

期日までに支払われている人は問題ありませんが、著しく支払いが遅延していたり、未払いが続いたりすると、ブラックリストに載るため注意が必要です。スマホの購入代金については、ブラックリストとの繋がりがないと感じられやすく、盲点にもなっているため確認することが求められています。

自分がリストに載っている確認する方法

自身がブラックリストに載っていないかどうか確認する方法は、各信用情報機関に開示を依頼することでしょう。情報機関への開示の際には手数料が必要になりますが、約1000円程度が必要になります。

ネットでの開示依頼や郵送での依頼など、複数の方法が存在するため自分の希望する方法での情報開示をすると良いでしょう。開示された情報からブラックリストに該当しているかを確認可能であり、簡単にチェックできると考えられています。

万が一ブラックリストに載っていたら

ブラックリストに自分がもしも掲載されている場合は、自力でその事実を消すことは原則不可能です。間違った情報が登録されている場合は申告することで修正できる可能性がありますが、返済の遅れが事実である場合は、リストから消えるまで自然に待つ方法のみとなっています。

信用が回復するまでには、それぞれの情報機関で期間が設定されていますが、事故(返済の遅滞)が発生せず5年や10年など経過しないと、ブラックリストからは消えないことが多いため注意することが求められています。

最後に

ブラックリストに掲載されてしまう条件は、主に借金の返済が難しくなった場合やクレジットカードの返済が遅れた場合が代表として挙げられています。どちらもお金を借りて期限内に返せなかったということがリストに掲載される直接的な要因になるため、計画的にお金を借りることや使うことが希求されています。

また、スマホの機種代の分割払いが遅れることも、ブラックリストに引っ掛かるリスクを持ちます。スマホの購入については盲点になっており、毎月支払いが遅れないことがブラックリストを回避する唯一の手段になると考えられています。

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