ブラックになる

過去にクレジットやローンでトラブルがなかったとしても何かのタイミングで遅延や延滞を想像することがあると思います。

ブラックリストって物は現実には存在しませんがブラック状態になると大口の融資や大手からの融資が受けれる可能背が大きくなりますので注意が必要です。

異動情報

繰り返しになりますがブラックリストってものは存在しないと上記で書きました。それではブラックリストは何なのか？

それが異動情報と言われている情報のことをいいます。

信用情報機関

貸金業界では多重債務者防止の取り組みとして信用情報機関の利用を義務付けました。そのことからクレジットやローンを商品としてサービスを提供している正規の貸金業者は全て信用情報機関を利用しています。

信用情報機関で管理している情報

異動情報とは？

遅延や延滞などのトラブルがなければ異動情報に該当することはありませんが支払約定日に何らかの理由で入金がない場合は異動情報に該当する。要するにブラックとなります。

種類

延滞・滞納

約定返済日と定められた決められた期間（3か月以上の延滞、または61日以上滞納）が過ぎても返済入金がないとき

債務整理

返済が困難となり第三者などに相談して法律にのとって整理した状態。それは自己破産・任意整理・特定調停・個人再生などのことをいう。また、過払い請求も異動情報となりブラックだ。

代位弁済（だいいべんさい）

債務者本人が返済困難となった場合、金銭消費貸借契約に基づき連帯保証人や保証会社から返済を受けた情報。第三者弁済も同じ

強制解約

本人の返済能力が疑問視され信用を著しく失った場合に強制解約された情報

任意整理はブラック

種類のところで書いたように債務整理は異動情報となりブラックに該当します。しかしながら、任意整理というのは返済がストップされ利息カットされるメリットがあります。自己破産や未払いと違って整理してでも支払いをしますのでブラックでも程度としては低いと考えられます。

記号Ａ

クレジットやローンで支払いを年に３度、短期延滞を繰り返すと異動情報に該当し支払い能力を疑問視され強制解約になる可能性があります。この場合、異動情報には「記号Ａ」と表示されるらしいです。

申し込みブラック

正規の貸金業者へ借入申し込みをすると申し込みした履歴は個人情報と一緒に最大６ヶ月間保管されると言われてます。６ヶ月の間に続けて複数社に申し込みをすることは履歴のして残るために印象が悪く申し込みブラックと呼ばれています。

社内ブラック

信用情報機関では異動情報、すなわちブラック情報を保管する期間が定められていますが各金融業者が独自で収集しているデーターに保管期間は定められていません。

例えばの話、１５年前に「エンショップ」という金融業者からお金を借りており自己破産しました。１５年経過しているので信用情報機関のデーター保管期間が過ぎており異動情報には該当しません。じゃ、再度「エンショップ」に借入申し込みをしたら借りれるのか？

答えはNOです。

グループ会社での共有

各金融機関は独自で収集したデーターを活用しています。

信用情報機関から異動情報がなくなりブラックが消えたように見えたとしても金融機関が独自で収集した信用情報は消えていませんので新たな借入を考える時は、グループ会社の存在も気にしてみるとよいかもしれません